初心者の絵画教室 ●佐々木侃司 ●1970年/金園社/B6版 テレビ雑誌などにいろいろな絵が出てまいります。見ていて、こんな絵なら私でも、思う人はいろいろいると思います。しかし、なんとなしに、私は絵がへただからと、きめつけている人が多いのです。絵のへたな者は、絵を画くべきでないということは、日本国の憲法では明記されていないのです。へたくそでもどんどん画いて楽しんでもいいのです。評論家のごたごたはくそくらえ!実をいって美術評論家こそ、絵は画けないのです。そしてどうでしょう。絵を楽しむことも知らない。ハーモニカを吹くように絵は楽しまれるものです。日本の国では絵を見て楽しむ教育はほどこされましたが、絵の楽しさはやはり、プレーする楽しさです。この本はその初歩講座です。この本を読みながら、芸術なんて何でもないんだ。見ながら誰でもできることじゃないか。ひとつのささやかな革命に参加してください。 佐々木侃司 ●《コチラ》をClickしてください。表紙イラストなど、もっと大きい画像でごらんいただけますヨ! ●文中挿し絵は後日、アップさせていただきますので、しばらくお待ちください。 |
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