原魚ヨネチ
●A5版

●講談社

●1981年初版

標題作「原魚ヨネチ」について、おもしろい(?)経験をしたので、それを書いてみる。この短篇の場合、まずタイトル、それもゲンギョという発音が頭にうかんだ。(中略)次第にその内容がわかってきたいきさつといい、書きあげたときにはSF的神話風世紀調の話になったことといい、とても偶然とは思えない。「何となくユング的だな」僕は考え、これは自分の頭の奥底から、何かのきっかけで勝手に出てきた話であり、そしてその話は大昔に誰かが僕に吹き込んだものに違いないと判定してしまった。大昔とは、僕のうまれる何世代も前という意味である。<あとがき>より


※講談社さんの広告(PR)文より抜粋させていただきました。
※出版社名は発刊当時の出版社です。

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