2005年・勘侃展(カンカンてん)

2004年秋、日経新聞さんより、小泉武夫先生の名物コラム「食あれば楽あり」の10年分の挿し絵が一挙に帰ってきました。同年は長引く療養生活のため何もイベントができておりませんでしたので、それで原画展を行う計画が持ち上がりました。その数日後のことでした。日経新聞に文楽・人形使いの桐竹勘十郎さんの記事が掲載されました。桐竹勘十郎さんとは、吉田簑太郎さん時代からの十数年来のおつきあい。三世勘十郎襲名の際には記念の羽織り裏や手ぬぐいのイラストも描きました。また勘十郎さんご自身も絵を描かれる方で(文楽劇場にある「観劇記念スタンプ」の原画は勘十郎さんの作品です)かつては合同展も開いたこともあります。で…その記事を書いた記者の名前を見ると、数年前[食あれば楽あり]を担当されていて、最近大阪に転勤になられたNさんでした。「何とまぁ、こんな偶然もあるんだナ。こうなったら勘十郎さんとの二人展ということで、Nさんや日経新聞さんにも声をかけて、何か面白いお祭りにしようか。」という話しになりまして、合同展の運びとなりました。

2005年
5月30日(月)〜6月4日(土)


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