●WEB Designにおいて気をつけるべきこと/その1
ここ10年でのWEB Designの進化は目を見張るべきものがあります。現在ではWEBマガジンと言っても良い程、デザイン性に優れたページが当たり前のようになっています。しかし、WEB SiteにはWEB Site独自の特徴があり、印刷物制作とはまた違った視点を持ち、それらを理解した上でのデザインプランが求められます。ことに気をつけなければならないのは「検索エンジン対策」です。ご存知のように多くの方々はYahooやGoogleなどの検索サイトで、キーワードを入力して目的のサイトを探します。検索エンジンは、入力されたキーワードに沿った内容を持つサイトを日本中(或いは世界中)から探し出し「良質だと思われるサイト」から順に上位表示します。考えなければならないのは「人の目から見た良いサイト」と「機械(ロボット型検索エンジン)の目から見た良いサイト」には違いがあるということです。Flash動画や美しい画像を配した目にも鮮やかなトップページは人の目を引き付けることはできますが、それが必ずしもロボット型検索エンジンからも評価されるとは限りません。基本的なルールを犯してしまった場合「悪徳商法・違法サイト」(スパム扱い)と認識され、検索エンジンより除外される場合もあります。もちろん「良いサイトの評価をお金を出して買う」という手段もありますが、まずは基本的なルールを踏まえた上で(検索エンジンのアルゴリズムは時流に合せ、不定期に変更されます。又その詳しい内容は一切公開されませんので“万全”の手段というのがないこともまた事実ですが‥)少なくともスパム扱いを受けることのないようにデザインプランを推進することが求められます。
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